C. A. Wunderlich社はドイツ・ジーベンブルンの楽器商で、地域の優秀な職人に作らせた楽器を自社ブランドで販売していました。このビオラは1910年頃に制作されたと推定されるもので、胴長は40.0cm、全長は67.5cmです。がっしりとした頑丈なつくりで、たっぷりとした音量があります。古い楽器らしく発音が敏感で、低音側C線G線はビオラらしい深みのある音が鳴ります。高音側D線A線は艶やかで、チェロのような色気のある音が鳴ります。弾いていて存在感を感じさせるビオラです。この楽器がビオラに喜びを感じる演奏者の手に渡ることを願っています。写真に映っているスタンドは撮影用です。商品に含まれません。ハードケースに入れて梱包のうえ発送します。ケースは清潔ながら古いものなので輸送用とお考えください。恐縮ながら、お値段交渉ご容赦願います。